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ナッツの中からこんにちは

篠原 菊紀先生【夏休み子ども科学電話相談】

夏休み子ども科学電話相談」という夏休み期間中のラジオ番組が大好きなのですが、そこで質問に回答してくれている先生方を勝手に紹介していくシリーズです。

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篠原 菊紀先生(公立諏訪東京理科大学 教授)

心と体担当

日数は少ないものの、哲学的な難問が繰り出されることの多い「心と体」のジャンルを担当しているきくりんです。
時々、脳を活性化させるクイズなどの監修者としてTV番組に登場したりしています。

感情や心理のような分野もこのジャンルに入ります。
なので意外ですが「人間とロボットの共生」や「人間の再現」といったテーマの質問が寄せられることが多い「ロボット・AI」の分野とは関連する話題が出てきたりします。
そのため個人的には「心と体」「ロボット・AI」のジャンルが揃う8月3日の放送も名質問、名回答が生まれるのではないかと結構注目しています。
「動物」の小菅先生もいるので動物↔︎人間の違いや進化の話も広がるかもしれませんね。とっても楽しみです。

篠原先生は脳科学や心理学の実験(たまにエグい内容のものがある)や研究結果を基にいろんな質問に答えてくれますが、
昨年は「なぜパンツを履かなければならないのか?」という質問に「おじさんもね、ホテルで1人になった時とかはパンツぬいじゃうんだけど」などと言い出し、リスナーを騒然とさせました。笑
ちなみにこの質問に対しての回答は
「パンツを履かなければならない理由は科学的に言ったら特にないが、
 人間は他人と関わりながら社会の中で暮らしているので、パンツを履いたほうが社会的、文化的に暮らしやすいから」
といった話だったと思います。

他にも「お母さんがすぐ怒るのはなぜ?」「仲良しの友達が引越しちゃうのでありがとうって言いたいけど言えなくなってしまう」
など、可愛い(けど科学的にどうやって説明すればいいのか大人でも難しい)質問に、脳や体の中ではこんなことが起こっている、といった解説してくれます。
子どものピュアな心や感性にじーんとさせられたり、複雑な感情や身体の反応の裏にはこんなことが脳や身体に起こっているのかと、自分のことでもあるのに人間のことって全然知らなかったなぁと思わされることもある「心と体」のジャンルです。

ところで篠原先生もTwitterやブログなども書かれているのですが、
アカウント名やブログタイトルが「はげひげ」なんですよね・・・・・・篠原先生のアイデンティティそこなの!?笑


面白おじさんの篠原先生、ぜひ注目して聞いてみてください。