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ナッツの中からこんにちは

久留飛 克明先生【夏休み子ども科学電話相談の先生たち】

夏休み子ども科学電話相談」という夏休み期間中のラジオ番組が大好きなのですが、そこで質問に回答してくれている先生方を勝手に紹介していくシリーズです。

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久留飛 克明先生(非営利法人昆虫科学教育館館長)

昆虫担当


お友達の質問にゆったりした関西イントネーションで答えてくれる昆虫の先生です。
しかし、ゆったりリズムのなかに突如キレのある一言を繰り出してくることがあり、昨年(2017年夏)は「それが蝶のやり方や!」という発言がリスナーに大きなインパクトを与えました。
今年(2018年夏)は放送初日に洗濯機で洗濯されたのに無事生還したというカブトムシを「ラッキーカブトムシ」と呼び、エピソードの強烈さもあって今夏の放送開始数日にして既にこの番組リスナー内での流行語大賞候補(?)です。


そして、毎年必ずGの話をどこかで持ち出してくるという傾向があります。
これは「せっかく子どもは先入観なしに興味を持って昆虫を観察しているのに、大人が嫌がるせいで、『気持ち悪い』『怖い』 と思ってしまう。どうか子どもの興味関心の芽をつぶさないように距離を置いてあたたかく見守ってほしい」
という話も毎年されているので、「Gだって普通の昆虫の1種なんだよ」 ということを伝えたくてあえて話題に出しているのかなー、とも思います 。
しかし、なかなかにそのGについての情報が生々しく、「すりつぶしてどのくらい菌がいるのか調べてみたら人間の手の平と同じくらいだった」「手で捕まえたらぶにゅっとしていて少し生臭い」といった話にアナウンサーやリスナーは苦笑い・・・・・・。

 

Twitterやブログなどで発信もされていらっしゃいます。

「いつもぶらぶらしている」とおっしゃっていましたが、ぶらぶらしながら昆虫を探し、小さい命が懸命に生きている様子、 命をつなごうとする様子、その一瞬を切り取り見つめるまなざしが優しくて愛を感じます。

 

(※リンク先、昆虫の画像てんこ盛りです)

 

語り口の優しさにファンも多い久留飛先生です。